ボックスチェーン(インカプーノ)
2本ずつのリングを組んでゆくチェーンをもうひとつ、インカ プーノ、クイーンズリンク、
ともいわれるボックスチェーンの作り方をご紹介します。
チェーンメイルは同じ製法でも様々な地域で独自の名称がつけられていることがよくあります。
ビザンチンチェーンは2本ずつ3組のリングで1チームでしたが、ボックスチェーンは2本ずつ2組が1チームです。
最初だけは3組でスタートするのでここまではビザンチンとまったく同じです。
ゴールド、シルバー、コパーの順でリングを2本ずつつなぎ、コパーをそれぞれ外側に倒すと
上がってくるシルバーの間からコパーが見えます。
ビザンチンはここでゴールドのリングをつなぐのですが、ボックスチェーンはシルバーですくいつなぎ、
またコパーをつなぎます。
コパーのリングををそれぞれ外側に倒し、シルバーも外側に開くと
コパーが現れるのでそれにシルバーを通します。
この繰り返しです。2本ずつのリングの操り方次第でいろいろな模様に変化していくなんておもしろいですね。
デジタル画像のレシピもご参考になさってください。
基準となるARは5.1ですが最小は3.8から組むことができます。